食べ物の栄養や水分を吸収して便をつくる大切な臓器です。
大腸の長さは1.5~2m、太さ6cm~9cmほどの臓器です。食事で口にした食物は、主に胃や小腸で栄養分を吸収され大腸に送られます。大腸では、さらに栄養分や水分を吸収され便がつくられ、体外へ排出されます。
その際、糞便を固くするため腸の壁にある血管へ水分と塩類を吸収させ、糞便を滑らかにする粘液を分泌しスムーズな排出を促しています。また、多量の腸内の細菌を排泄し、細菌に対する防御機能を働かせています(全固形成分の約1/3といわれています)。